リンコのふにゃふにゃニューヨーク | ニューヨーク

リンコのふにゃふにゃニューヨーク
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2010年08月18日(Wed) 09時29分

はい。
別館でやけくそになってましたけど、一応昨日引っ越ししました。
ストレージで引っ越し屋さん(前回お願いしたSHUCLEANさん)と10時に待ち合わせ。実は9時開始予定だったんですが、床修理の案配がどうなるかわからなかったので、1時間遅らせてもらうようお願いしたんです。

久しぶりのブルックリンは、日差しギンギン。
平和でのどかだけど、これからお引っ越し作業だと思うと、いやそれにしかもあの床のことを考えると、のどかがっている気分でもありません。
朝一で確認した時は、床屋のおじさんの影も形もなかったし。

10時ピッタリにさわやかな笑顔で登場した、ちょっと歌舞伎役者のなんとかさん(名前ど忘れしたよ。最近結婚した人)と似ている島田さん。
歌舞伎役者風だけど、すごく癒し系なので島田さんに「床大変ですねえ。さすがアメリカやなあ」って関西弁でほえええと言われると、なんとなくホッとするのが不思議です。(いや。ほっとしてる場合じゃないし)
そして、今日の日記を書くにあたってShuCleanさんの情報をネットで調べていたら、なんかもしかしたらのもしかしたで、この島田さんってカリフォルニアかどこかのDJの大会のファイナリストだったのかも、っていう情報まで出てきました。
か、関西弁の癒し系のDJ?
ってあるんだろうか?
それともDJになった瞬間、イエーイな感じで人が変わるのかしら。
今度会ったら訊いてみよう……。

5月にブルックリンを出るとき、すったもんだしてやっと大荷物を押し込んだ二つのストレージ。片方は満杯以上の満杯。
ドアを開けた瞬間、「うおお。結構つまってるな」という声が聞こえました。
結構詰まってるどころじゃありません。
ドアを開けたらると、そこにレンガの壁がありました、ぐらい荷物が詰まっていて指一本入らないぐらいです。
今日は5人で作業に来てくださったんですが、メンバーはほぼ前回と同じ面々で、やっぱり全員イケメン。そして、今回のニューフェースで(でも副社長なんです)一人異様にジャニーズ系な人もいました。

荷物積み込みにかかった時間は、なんと超速攻の1時間半。
あの山ほどあった荷物がキレイにトラックに移動していました。
ストレージを解約し、私は借り物の車で、イケメン集団はトラックでマンハッタンまで移動。
大急ぎでチョビと尻松さんがお留守番してくれているホテルの部屋に戻り、三人で(いや、チョビはもらえないから二人か)マックをお昼御飯にかっ込み、また猛ダッシュで新居に駆け込みました。
床修理はどれぐらいすすんだかな。

ドアをあけるとそこには、もぬけの殻な部屋とボコ床が。

何もしてないじゃん。
床おじさんはどこ?
どうなるの???

管理会社に電話すると、「今朝来たのよ床おじさん。11時に(アンタら9時から作業するって言ってたくせに)。でも、間違った床材を持って来てしまったので、明日戻って来て作業するって。明日中に終わるって言ってたわ」

もう返す言葉もございませんでした。
アパート前で待ち合わせた島田さんに早速ブーたれると
「さすがアメリカやなあ」
とまた柔和な笑顔。ほえほえほえ〜〜。

こんな風にすったもんだした挙げ句、結局ベッドルームに入れるはずの荷物は同じフロアにある空き部屋に一旦収納し、他の荷物を引っ越し作業することになったんですが、この空き部屋に入れるという手段についても、管理会社の方から「あなたラッキーよ。だって同じフロアに空き部屋があったんですもの!まるで一部屋分で二部屋借りたようなものね!」なんて言われちゃって、ああそうですかはい私ってラッキーなんですねはははははは、ともう脱力どころじゃないぐらいの脱力でした。

一方、引っ越し作業のほうは、効率的でみんなフレンドリーで溌剌としているShuCleanさんのお陰で、素早く進行。
私はお洋服を棚にしまったり、『これはどこに入れますか?』って訊かれたことに答える程度だったんですが、それでも最後の方はヘトヘト。電池が切れて座り込んでいる私のところに、チョビと尻松さんが慰問に来てくれました。
イスに座って見ていると、ShuCleanの皆さんがとっても仲良くて、疲れているだろうになんだか楽しそうに笑いながら作業をしているのを見ると、これまたちょっと癒される感じでした。
そして、お値段も「ええー」ってびっくりするぐらいお安くて、しかも前回の移動で利用させていただいたからという理由で1割引にまでしてくださいました。

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↑作業後の記念撮影。ちょっぴりお疲れ?

Img_5083
↑と思ったら、ジャニーズ系イケメンくんがポーズ。

Img_5084
↑ハイ。全員ポーズ。 

三枚の写真全てで島田さんがほぼ同じ表情なのが印象的ですね。

お引っ越しはスムーズで大満足。
お値段もとってもリーズナブル。
そして親切な島田さんが、床問題でとっても困っている私を見かねて、「もし良かったら後日運ぶ物があったら僕手伝いに来ますよ。ベッドの組み立ての様子も、ちゃんとできてるかどうか見に来ます」って言ってくださって大感激です。
引っ越しって本当にストレスフルで、何かとトラブルがつきものです。
こういうとき、こんな風に親身になってくれる業者さんだとホントに安心ですよね。

NYでのお引っ越しは是非島田さんちにどうぞー。

shucleaninc@hotmail.com
917-573-3006
shuclean moving inc

Img_5091
↑チョビ尻慰問団。お似合いの二人です。

↓んで?結局いつから住めるの?(考えたくないっ)
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2010年08月17日(Tue) 01時35分

たとえ10年以上住んでいたビルとはいえ、内装は新しく改装されて新築同然だし、フロアも上になり、気分は一新。お引っ越しは面倒でも、やっぱり新しいお部屋に住むのは楽しみなものです。
明日の引っ越しに備えて床掃除なんかしておこうかな、と新居に立ち寄ってみたんですが。
それが。

それがそれがそれがあああああああああああああああああああ(早く言えっっ)

ドアを開け、新しくてピカピカの床をそっと歩き(最初だけだけど)、おニューのキッチンやおニューのトイレをワクワクしながら見回し、リビングルームからクライスラービルの先っぽを確認し、ベッドルームのクローゼットを確認し、さて、イーストリバーはどれぐらい見えるんだったかな、と窓の方に目を転じた途端。
うおっっ?

一瞬めまいが。

うおおおっっっ???

なんか。目が変。?

まるで自分の目が魚眼レンズになったかのような。
この。
感覚は。
なぜ?

うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっっっ。

床が。

床が。

床がボコボコになってるっっっっっっっっっっっっっっっ!!!!


なんてことでしょう。
新品に貼り直したばかりの床板が、窓際クーラーからの水漏れでボコボコのモコモコになっているではありませんか。
もう、部屋の真ん中にでっかい山状に盛り上がり、壁際の床板は水に濡れて変色しています。おそるおそる上にたってみたら、『グジョ』と水音が床下から聞こえてきます。
大洪水じゃん。
ダメじゃん。

ていうか。

明日引っ越しなのに、どうするんだっっっっっっっっっ!!!

↓ホントにどうするの?(続きは別館で)(←ひっぱってる場合か?)
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2010年08月16日(Mon) 04時41分

本日、ビレッジからミッドタウンのホテルに移動しました。
いつの間にやら住まいを見つけ、明後日には本格的な引っ越しです。
引っ越し先はというとですね。
実は結局2年前まで住んでいた元のビルに戻ることになっちまいました。
マンハッタン中を探しまわったんですが、チョビが安心して住めてチョビのお医者さんがすぐ近所でチョビが走り回れる絨毯敷きの廊下があってチョビがおソトミできるベランダのあるお家、といったら結局ココになってしまいました。
今度は前のお家より高層階になりましたけど、前にそびえたっているビルがさらに高層なので、景色はイーストリバーとクライスラービルの先っぽだけです。
またちゃんと片付いたら写真アップしますね。

あー。しかしまた引っ越し。
また地獄のような荷物を片付けないといけないのかと思うと、ちょっと憂鬱です。
でも、この引っ越しを機会にまたゴミの山を処分して、コンパクトな生活を目指します。

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↑また引っ越しですかー?

そんなわけで今週ちょっとブログとチョビマガが遅れたりサボり気味になったりおやすみしたりするかもしれません。お許しください。

↓今度のお引っ越しで当分落ち着こう。(ホントだな)
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2010年08月14日(Sat) 11時26分

はいー。昨日に引き続き、今日も飽食記録です。

やっと行きました。『One If By Land Two If By Sea』。
元々このレストランについて知ったのは、もうかれこれ7−8年ぐらい前?
目医者のリースに「最近人気で雰囲気の良いレストランってどこか知ってる?」と訊いたら、でっかい目玉をギョロギョロさせて(彼、自慢する時は必ずこの顔)
「『One If By Land Two If By Sea』!」とドラマチックに教えてくれました。
「プロポーズするならココ!」とも付け加えてくれました。

ひえー。
わたしゃそういうね。その、なんというか、絵に描いたようなロマンチックってやつが、ホントに苦手でしてね。
昔付き合った彼氏に、全然欲しくない指輪を買ってもらわれてしまい(?)、ああどうしよう指輪なんかしたくないなあ、と思い悩んでいるのを『よほど嬉しかったんだね』と大勘違いされてしまい、挙げ句の果てに『海辺で指輪の授与式をしよう』って言われて、もうもうもうホントにマジで気を失いそうになった経験以降、ロマンチックにはとことん弱いんです。
あーいやでもまてよ。
玄関がピンポンって鳴って、ドアを開けたらヨン様が薔薇の花束を胸に跪いて
「玲子さん、結婚してください」
って言ってくれたら、ロマンチックだなー。
そういうロマンチックだったらいいかなー。
でもきっと私、ロマンチックもへったくれもなく、ヨン様の気が変わらないうちにそのまま押し倒すなー(こら)。

まあそういう話はさておき。
皆さん、当然ご存知だとは思うんですが、念のためにここでひとつ、One If By Land Two If By Seaの由来なんかうんちくを並べてみたいと思います。
コレ、詩から取ったフレーズなんですよね。
ポエムですポエム。

で、ロマンチックなレストランの名前なんだから、きっとバニラクリームのように甘いロマンチックなポエムの一編なんだろうと思っていたら、それが全然違いました。
ヘンリー・ワーズワーズの詩なんですが……。

Paul Revere's Ride(ポール・リビアの騎行)

Listen my children and you shall hear
Of the midnight ride of Paul Revere,
On the eighteenth of April, in Seventy-five;
Hardly a man is now alive
Who remembers that famous day and year.
He said to his friend, "If the British march
By land or sea from the town to-night,
Hang a lantern aloft in the belfry arch
Of the North Church tower as a signal light,--
One if by land, and two if by sea;
And I on the opposite shore will be,
Ready to ride and spread the alarm
Through every Middlesex village and farm,
For the country folk to be up and to arm."

ポール・リビアさんという方、私は全く知らなかったんですけど有名な方だそうで、アメリカ革命の発端を担う愛国者であり、パートタイムの歯科医であり、銀細工職人であり、マサチューセッツ州の初めての通貨の彫刻を彫った印刷工であり、吊り輪と鐘の鋳造を行った人であり、16人の子供の父親でもあるという、聞いてるだけで息切れしそうなぐらいものすごーく忙しい方です。
この方が1775年4月18日の夜に「イギリス軍が来たぞー!」と叫んだというのが有名なエピソードなんだそうですが、当時のボストン人は自分達をイギリス人だと信じていたので、このセリフはあり得ないというのが現在の通説です。
まあとにかく、こうしてポール・リビアさんがイギリス軍の進軍を警告してまわった出来事をワーズワースが詩にしたんですね。
この詩は、アメリカの学校で必ず子供達が習うものだそうで、アメリカ人は皆暗唱できるみたいです。日本で言う赤とんぼの歌みたいなもんでしょうかね(違うなきっと)。

この『One If By Land Two If By Sea』というフレーズは、そのポールさんがカンテラかなんかを振り回して、『イギリス軍が陸からきたなら一度、海からきたなら二度光らせるのが合図だよん』と言った部分なんですね。たぶん。

そんななんか知らんけど、16人も子供を作った絶倫のおっさんが戦争で走り回ったエピソードを、なんでプロポーズナンバーワンロマンチックレストランが、その名前として冠しているのかよくわかりませんけど、チョビの調査によるとこのレストランも理不尽なお化けがウロウロする、わかったようなわからんようなエピソードがあるらしいので、まあその辺はそれでよしってことなんですかね(無責任)。

あー。
前振り長かった。
で、肝心の御飯です。

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↑二階手前のお部屋。ロマンチックですね。

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↑お店からのサービスで出される、スイカの冷製スープ。いやー美味しかった!

淡い甘みが上品な、とてもとても美味しいスイカスープ。
ウェイターさんたちのサービスぶりも、超一流です。

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↑キュウリの冷製スープ。

スイカスープをいただけるとはつゆ知らず、レストランウィークメニューから、サラダではなくスープを注文してしまいました。
でもこのキュウリスープ、絶品でした。ヨーグルトをしっかり混ぜ合わせると、コクがあってさっぱりしていて、しかも結構な量なのでお腹もちも良いです。健康的だわー。キュウリのスープ、キュウリ好きのコンちゃんにはたまらないですねきっと。

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↑ステーキちゃん。

ステーキ!柔らかくて上品で味わい深くて、アメリカ特有の『ドッカーンバリバリ!』なステーキとは一線を画していました。添えられていたフィンガリングポテトも、淡いお味がお肉の邪魔をせず、ホントに美味しかった!

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↑チーズケーキ。

添えられているラズベリー味のアワアワなモノも美味しかった!!

やっぱりNYナンバーワンロマンチックレストランは、ホントでした。
そもそも、レストランのあるバロウズ・ストリートっていう通りが素敵な雰囲気の路地なんです。でっかい看板が出ているわけでもなく、ひっそりと誰かのお家(というか厩舎)を訪ねるような気持ちでドアを開けると、まるで18世紀のような雰囲気にあっというまに包まれます。
皆おしゃべりを楽しんで美味しい料理を楽しんでいますけど、最近流行のでっかくて真っ暗でみんながわめきちらさないと声が聞こえないような騒がしいレストランとは全然違い、柔らかく流れる音楽と、人びとのおしゃべりの声や食器がカチャカチャいう音、全てを心地よく楽しめる大人の雰囲気のレストランです。

『ここでプロポーズしてイエスと言ってもらえなかったら、世界中のどこに行っても無理!』
って書いてありましたけどね。
私的にはたとえここでも、ヨン様以外にプロポーズされてもイエスとは言わんな、というのが率直な意見ですけど、普通の女性なら、大好きな男性にこのお店でプロポーズされたらきっとイエスって言っちゃいますね。

あそうそう。
お皿も飛び交わなかったし、イスも勝手に動かなかったし、イヤリングも盗まれませんでした。
プロポーズよりそっちのほうが興味あったのにな。

↓デートに是非!
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2010年08月13日(Fri) 10時42分

最近ちょっと胃の調子が。
もちろん食べ過ぎです。
毎日毎日、レストランウィークだしビレッジだし、ってあれこれ理由を作っては、美味しいレストランで食べ歩きをしているもんですから、お財布の中は寒くなる一方だしお腹はこわし気味だし。
ああでもやめられません。
死んだら御飯食べられなくなるんだから、生きてるうちに美味しいもの食べなくちゃ。
地球が滅亡したらおやつもたべられなくなるんだから、滅びる前におやつも食べ尽くさなくちゃ。

ということで、行って参りましたヨシさんのレストラン『STUDIO』。

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↑ええっと。何だったっけかな。うーん。忘れたけど、もう何がどうでも何でもいいぐらい美味しかった前菜一品目。

ホントに美味しいんです。
メニューは日によって変わるそうなんですが、どれをとっても間違い無しの美味しさなので、もう何が何でもどうでもいいです。とにかく美味しいいいいいいいいいいい。

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↑先日コンちゃんと一緒に試食させていただいた、おトウフとトリュフの絶品ディッシュ。
これ、こちらのお店のシグネチャーメニューです。

絶対試さないと損です。手作りのトロトロとうふにリッチなトリュフソースが絶妙にからみあって、そりゃもうもうもう、極楽で観音様のディナーにおつきあいしているような美味しさです。

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↑トロのお刺身と炙りトロ。

お刺身の素材の良さはもちろんのこと、炙りトロの美味しかったことといったらもう。
そして、プロの方からしたら当たり前のことなんでしょうけど、お料理の出される順番も素晴らしい。アッサリ→リッチ→さっぱり→こってり。コレ、お寿司でも白身魚と脂ののった種類のネタを交互に食べるのと同じことなんだと思うんですが(まさるちゃんに教えてもらった)、そういうバランスの良さを私のような素人にも気づかせてくれるんですね、上質のレストランって。

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↑銀ダラです。

この銀ダラちゃん。ぱっと見た時、アメリカでよくいただくフュージョンジャパニーズのお味を想像したんです。どんな味かというと、奇妙な酸味の混ざったバターとオイルたっぷりのギトギトバジルソースに、ただ普通に白身魚を載っけただけ、って感じで、まずいわけではありませんけど、もう飽き飽きな味です。
それがもう、ホントにおくさん。
この銀ダラちゃんの素晴らしい裏切り。
一見リッチでヘビーに見えるこのグリーンソースが、ああ一体何を使ったのかしら料理オンチの私にはさっぱり全然わからないんですが、無茶苦茶美味しいのに全くヘビーでもグエエでもなく、なんともいえない複雑で見た目を裏切る和風の繊細なお味が絶品絶品ぜぜぜぜ絶品!チョビのようにお皿に残ったソースをべろべろとなめ回したかったです。

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↑ダックちゃん。

いやー。いやいやいやいやいやいやいや。
このダックちゃん。
これまでの人生で食べたダックちゃんの中でも、確実に3本の指に入る美味しさ。柔らかさ。上品さ。添えてあるお野菜もマッシュドポテトも、この世で食べられるお食事とは思えない美味しさ。ソースに混ざっていた謎のプチプチも、素晴らしい食感を添えていて、ホントにこういうお味と食感を持ったお料理を創り出せる人って、一体何者?

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↑そして最後のお料理。

お椀付きのひつまぶし。よく言われる冗談だと思うんですけど、どうしてもどうしてもどうううううううしても、このお料理を見ると頭の中では『ひまつぶし』って呼んでしまいます。
しかしひつまぶしも色んな所で頂きましたけどね。
こんっなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなに美味しいひまつぶしは生まれて初めて食べましたです。
添えられているお汁ものも、ちょっとピリっと刺激があって、いやいやいやいやいやいやいやいやいやいや。こんなに美味しくていいんですか?なんかの間違いじゃないんですか?ってホントに何度も聞きたくなるほど美味しかったです。

隣りのテーブルでずーっっっっっと仕事の話ばっかりしてたストックブローカー二人組の首根っこを掴んで
「こらっっ。こんなに美味しいお料理なのに、もっと気合い入れて食べんかいっっ!」
って言いたくなりました。
彼らはひつまぶしのかわりに押し寿司を注文していましたけど、ウェイター君が『カンパチ』を発音できず『カマンチ』って説明していたのはご愛嬌。
それを素早く聞きつけたヨシさんが、パーっと駆けつけて「これはカンパチです。くるんである笹は食べないでくださいね」って説明していたのはさすがです。
笹について「食べたらどうなるの?」ってアホ丸出しな質問をしていたストックブローカーよ。
そんなくだらないことを考えているヒマに、もっと一生懸命食べなさい。

さて。
いつもユーモアたっぷり、優しくて可愛らしくて、そして何でもできて知識豊富なヨシさん。
初めて会ったのはなんと18年前。
ヨシさんのご自宅で開かれたパーティーに招かれたのがご縁だったんですが、お友達のトロイとルームメイトだったヨシさんちは、暖炉があって空中庭園もあって、バスルームは森みたいで、ホントにホントに素敵でした。
空中庭園を見渡せる中二階にあったヨシさんの私室には、たくさんたくさんの本が書棚に載っていて、その中の一冊はヨシさんが初めて出版した小説本でした。
帯にヨシさんの写真が載っていて、それがまたほんっとに素敵だったです。
それを私に見せながら「若い時はかっこよかったでしょ」なんて言ったヨシさんが、すごく大人ですごく素敵で、思わず淡い恋心を抱いてしまったんですけど、周りの人全員に『無理だからやめとけ』って言われて諦めましたよ。ああ、あの頃私も若かった。ほろり。

昨日お食事中、ヨシさんが突如30分ばかり姿を消していたんですが、しばらくして髪の毛をふりみだしてエラい鼻息を荒くしてドドドと戻って来たヨシさん。

「いやー。今外でラジオの中継やってきた。はーはー」

ひー。
ラジオに出演してこられたんですねっ。
かっちょいいー。
コメントをいただいたように、ヨシさんは本当に色んな分野に造詣が深く、そしてものすっっごくユーモアたっぷりの方なので、きっとご出演番組はものすごく面白いものだと思います。
私も聴いてみたいなヨシさんのラジオ。

ということで、ヨシさんのレストラン。
NY在住の皆さん。
そしてNY旅行をご予定の皆さん。
是非是非是非。是非っっっお食事にいらしてください。

前回偶然立ち寄った時は、まだ誰にも知られていない穴場中の穴場って感じだったのに、昨日は満席満員御礼大繁盛大混雑大入り満員でした。
是非予約をして、お席は窓際の角テーブルを指定することをお薦めいたします。
女性だったらミニコース$45でお腹いっぱい。
男性は是非フルコース$85を。

ああ。昨日行ったばかりなのに、また行きたいな。
お腹へったー!!

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↑デザート。チョコパフェ。左端のはキナコ味でした。

↓デザートも激ウマ。マジでこれで御飯終わりかと思ったら、涙がこぼれましたとも。
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